審査結果とコメントを公表します

Build Live Japan 2017の審査結果と審査コメントを公表します。
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先ずは、Building Smart 大賞です。

Building Smart 大賞
チーム β‐UTTA
敷地以外も含め密度及びデザイン性の高い計画。トラムで対象敷地以外とのつながりを強めたのは評価できる。木更津の3拠点をトラムで結ぶ発想は、木更津全体の将来像を俯瞰しており、提案は、壮大であり都市レベルまでの展開が期待できる。

おめでとうございます。

続いて、Building Smart 賞です。おめでとうございます。
Building Smart 賞
チーム SKUNKWORX X
密度の高い取り組み。継承されているスキルが昇華してきた。落ち着いたデザインで興味深く見られた。さすが、との感想が多く会社全体のスキルアップや方法論の確立に役立っていることが実感できる提案であった。一方で、課題の分析がやや表面的だったせいか、全体のテーマ性が弱わかった。


Building Smart 賞
チーム Nonet
調査から計画まで繋がっており、力作である。魅力のある計画になっている。SMCの新たな使いかたを提案している。「海の駅」というコンセプトはすばらしいが、実施レベルで対象を近隣住民としたため、海の駅というテーマがぼけてしまった。「海が見える街」「海の駅」の考えには、共感が持てるが、それぞれのテーマで、もう一つ踏み込んだ提案があるとより魅力的な計画となったのでは。


各チームへの審査コメントです。
チーム 中部大学-Kisarazu Lab 2017
提出されたIFCの質が高い。設備機器の自動挿入プログラムを利用するなどエンジニアリングの取り組みが優れている。全体配置を含む計画のコンセプトが弱い。各施設に統一感や全体で一つの景観を作る意識が欲しかった。


チーム K-ARCHI
提案の全体計画では、自転車を中心とした集客というコンセプトにはやや無理がある。風の流れのシミュレーションを丁寧に実施した。津波避難場所として、多段階の対応を検討した。


チーム ナナナガレ
木更津の繁華街を思い起こす芸者といった大衆文化に着目したレストランの演出や景観を楽しむホテルなどを、街の賑わい創出の仕掛けとした着眼がよい。併せ、木質系で統一した考え方には好感が持てる。


チーム wit。
自転車中心の展開のようだが、千葉の自転車イベントの拠点とか、公園の中もマウンテンバイクなど自転車に特化した取り組みがあると魅力的になったのではないか。ユニークな計画であり、もう一つ突っ込んだ検討があると魅力が増したのでは。


チーム ちゃんぷるーto the future
住民意識を捉え、図書館を提案したのは良い。
BIMのスキルは今後重要になると考えられるので、更なるスキルの向上と実務での展開に役立つことを望んでいます。いろいろチャレンジしており今後の展開に期待する。設計全体として統一したものがほしかった。


全体講評
この敷地では、集客する力が必要だろう。
木更津駅には人がいない。イオンモールには人がいるので、そこから引き寄せることが必要だろう。
人をひきよせるには徒歩よりも交通手段のほうがよい。
トラムに限らず、ほかの地域とつなぐ手段を提案されたのがおもしろい。
イオンモールに来た人が周回できるとよい。
全体的に提案のテーマ性が弱かった。
BIMのコンペなのでスキルが影響するが、ほかにない提案がおもしろい。
芝浦工大は、調査から形態へ持って行くプロセスが確立しBIMでの調査、分析・解析、形態・デザインへの方法論の一つといえる。
スカンクワークスは分析が弱い。BIMにこだわりがあり、今後のさらなる展開を期待したい。
この敷地に接するシンボリックな「中の島大橋」の活用も考えて欲しかった。